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興奮の夜

その才能の前にはただ恐れひれ伏すのみ・・と感じることって、テレビの中のこと以外では実際あまりあることではないですが、今日はまたもや感じ入ってしまいました。「上原ひろみ アジアツアー in 浜松」に行ってきました。本人も話していましたが、昨年の6月の浜松ジャズフェスでのライブ以来の来浜で、私としても2度目のライブ体験。しかも今回は単独ライブです。たっぷり約3時間のライブでした!

クリエイティブな部分が未発達の私ですから、このエネルギッシュなすべての音楽、パフォーマンスが彼女の中から作り出されるという部分だけでも、感嘆のため息をつくしかないのですが、今日は改めてその技術にも驚嘆。やっぱりそのテクニックなしでは、ここまで人を揺り動かせないと思います。何かの番組で、本人が「毎日ピアノの練習は欠かさない」と言っていたのを思い出しました。曲を作り出すには、専門的な知識や経験、何よりも創造的な力が必要ですが、やっぱりピアノの上で指を動かすのには頭の中での作業だけではないたゆまない努力というのが絶対に必要。それだけに、クリエイティブな才能にはしっかりとした技術が裏打ちされているのだなあと痛感。しかも並で無いレベルで。

さらに、上原さんのピアノは、しゃべったり歌ったりしているように聴こえる瞬間がとても多いのに気が付きました。曲にそういう特性があるのかもしれませんが、トリオで弾いている時は他の2人とまるで会話をしているよう。ソロの時にはピアノが歌っていました。本人も歌っちゃっているようでしたけど。

そこまで聴いて、この人が既存のピアノコンチェルトをオーケストラバックで弾いたらどんななんだろうと想像してしまいました。本日のアクト大ホールはそれを想像するのにおあつらえ向きだったので・・。いずれにしても、ピアノはしゃべり、本人は夢中で飛んだり、会場を一体にして巻き込む、ものすごい楽しいステージになるだろうな。ちょっと見てみたい。

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